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まだたぶんね、全然序の口だと思うんですよ。

本当ね、珈琲おばさんになっていくんだと思う。

cafe skratta

words & photograph by esaki nariya

珈琲

「もうすぐ３年だから、何かちょっと、まぁ朝始めてみたっていうのもそうですけど。何かいろいろ、思いつくことじゃないけど、せっかく自分でやってるから、やってみたいと思うことはやってみようかなと思いますけど。ようやくでもこう、そういうことをやってみたくなる余裕が出て来たというか、まぁ営業時間の兼ね合いもあると思うんですけど、あとこなれて来たっていうのもあると思うんですけど、何か日々の繰り返しのひとつひとつも大事だけど、変化みたいなのがあってもいいのかなと思う。まぁ出来るか分かんないけど、焙煎頑張ってみようかなとか、何か、珈琲寄りですけど（笑）何かいろいろやってみたいなと思います。」

もちろん、もともとカフェ好きなのだから珈琲が好きなのは確かなのだけど、最近はよりハマッているらしい。その証拠にcafe skrattaでは珈琲教室なるものも開催されている。実はわたしも取材後参加させてもらってすっかり珈琲にハマってしまいそう。

「底がないんじゃないかと思いますね。この先、まだたぶんね、全然序の口だと思うんですよ。本当ね、珈琲おばさんになっていくんだと思う。こわい、こわい。」

いつかは、豆も売ってみたいとか。実は珈琲教室では手網焙煎の日もあって、わたしはその日に参加させてもらったのだけど、本当にディープに珈琲について知れる機会。いや、それでもまだまだ入口に過ぎないのかもしれないけれど、でも珈琲好きの人は、チェックして足を運んでみるのもいいかも知れない。

定番

「なんですかね、なんでオムライスが定番になったのか、今振り返ると分かんないかも。何でなんだろう、ま、何か、キラーメニューじゃないですけど、お店の定番を考えますよね。最初。そのとき確かオムライスはいました。その中に。オムライスと何か、３種類くらいはあったと思うんですよ。あと何があったか忘れちゃいましたけど。オムライスだけこだわって、イジる余地があったっていうか、アレンジの余地があったんです。見せ方とか。今と全然違うやつで最初考えてたりして。そこでたぶんイジリ始めたから、結局そこになっちゃったかもしれないですね。」

わたしが行くといつも迷いながらオムライスにしてしまうことが多いのだけど、やっぱり定番は鉄板。いや、もちろん他のメニューも試してみたいのだけど、でもついつい定番を頼んでしまうのは、そこにその店の味が詰まっているからなのかもしれない。